研究内容

ムラサキ毛状根の発生とシコニン生産

  ムラサキの培養シュートに、直接法によりAgrobacterium rhizogenesを感染させることで、毛状根を得ることができる。上の写真はムラサキのシュートにA. rhizogenes を感染させ、約1ヶ月ほど培養した状態。感染部位から毛状根の発生が見られる。これを切り取り、色素生産に向いた寒天培地で培養したのが下のシャーレの写真である。シコニンを作りながら盛んに生長している様子が見られる。なお、ムラサキ毛状根の作成技術は、東洋大学の下村講一郎教授のご指導による。