オフキャンパスの矢崎
昔の趣味
まだ若かったころは、いろいろやりました。
一番珍しそうな趣味といえば、ハンググライダー。
実際に飛んでいたのは1996 - 1999までの3年間くらいです。
当時はまだパラグライダーの性能が今ほど良くなかった頃ですね。
遠くまで飛びたいというのでハングの方を選びました。でも持ち運びは大変。
ハングは畳んでも約5.5 mもの棒です。車の前後に鳥居を立てて、何とかランチャー台まで運んでいました。
重さも30 kg もありますから、今からまたやるなら、パラグライダーを選ぶでしょう。
愛機はビッグバード製の「Buddy」。
友人には「ハングやってんねんで」と言っても、なかなか信じてもらえなかったので、長いエアレリーズを買ってきて、
軽いカメラを翼の端の方に付け、自分で飛びながら写真を取って、やっと信じてもらったこともあります。それでも疑う人は、
「グライダーをクレーンでぶら下げて、写真取ってるんちゃうのん?」という人もいましたが、そんなことまでしてこんなアホな写真を撮る人はきっといないでしょう。
もう一つやっていたのが、スキューバ。1990年代後半に大ブームになりましたが、私の始めたのはそのちょっとだけ前でした。
海外で潜ったことはありません。当時は岡山に住んでいましたから、もっぱら、瀬戸内に潜っていました。
しかし、お味噌汁の中に潜っているみたいで、撮るべき写真もありませんでした。
国内で、きれいだ!と思ったのは、高知の柏島。
テーブルサンゴなんかが一面に広がっているポイントや、ソフトコーラルが海底で花畑のようになっているポイントがありました。
あそこは、潜ってもきれいだし、お魚はおいしいし、楽しかったですね。
長いこと行っていませんが、変わらず奇麗なままでいて欲しいと思います。
水中写真は結構難しいです。
高知は奇麗な魚はたくさんいるのですが、モデルの魚に慌てて近寄っていって逃げられたり、
やっとのことでそ?と近づいても、さて撮ろうと思うと呼吸が荒くなってしまい、「ブクブク音」に驚いた被写体に逃げられたり、失敗の連続です。
そんな中でも、いつでも余裕で写真を撮らせてくれる魚がいます。ミノカサゴです。ヒレに毒を持っているので、何が近づいてきても余裕をかましていられるのでしょうか。
まだまだ趣味は広いのですが、まぁこんなところで。