居住圏劣化生物飼育棟(DOL)について


  居住圏劣化生物飼育棟(Deterioration Organisms Laboratory)は、木材及びそれに類する材料を加害する生物を飼育し、材料の生物劣化試験、生物劣化機構、地球生態系・環境への影響(例えば、シロアリによるメタン生成など)を研究する生物を供給できる設備を備えた施設です。
  飼育生物としては、木材腐朽菌、変色菌、表面汚染菌(かび)などの微生物とシロアリやヒラタキクイムシなどの食材性昆虫を含みます。従前より、木材や新規木質系材料の生物劣化抵抗性評価や防腐・防蟻法の開発・研究に関して、大学だけでなく、公的研究機関、民間企業との共同研究を積極的に行なってきました。

シロアリ飼育室1 シロアリ飼育室2 微生物培養室1 微生物培養室2

  共同利用研究課題の公募を行なっています。公募状況は公募要領のページを参照してください。