信楽MUレーダー流星観測から見積もられた中間圏・熱圏下部の水平風速データ (netCDF形式)

注意:

1. 2000年10月20-26日、2001年3月23日-4月1日、及び2001年7月8-15日の3つの期間において、MUレーダーが
   30分間の流星観測と1時間の電離圏観測を交互に実施していた。そのため、通常の連続観測データと比べ
   て流星数が見かけ上少なくなっており、時間によっても変化する。例えば、min00データの流星数は、3n+1 
   (n = 0, 1, 2,...7)時のところで全ての高度にわたって不連続的に変化する。

2. MUレーダーの干渉計に問題があったため、2004年の風速データを公開していない。

データの概要:

  このデータは、滋賀県の信楽MU観測所(北緯:34.86度、東経:136.11度、高度:385 m)のMUレーダー流星観測
から見積もられた中間圏・熱圏下部(高度:70-110 km)の水平風速である。この風速データは、オリジナルの観測
データから算出した東西風と南北風を時間と高度に対して加重平均されており、W(西暦)(月)(日).(分解能).nc
またはW(西暦)(月).(分解能).ncという名前のnetCDFファイルに格納されている。分解能の表記は、h1t60min00、
h1t30min00、h2t60min00、及びh2t30min00 の4つがある。例えば、h1t60は、データが高度方向に1kmごと、時間
方向に60分ごとに置かれ、それぞれ、±1kmと±60分のガウス型関数で加重平均されていることを意味する。また、
min00は、そのガウス型関数の窓の中心が各時間の00分に対応することを示す。netCDFファイルは、時間、高度、
東西風と南北風、それらの分散、及び水平風の加重平均に用いた流星数から構成されている。
  このデータのより詳細な情報を知りたい場合、下記のメタデータURLを参照のこと。

メタデータへのURL:

  http://www.rish.kyoto-u.ac.jp/mu/meteor/to_meta/mur-meteor-netcdf.html

最新データについて:

  初期バージョンが、2012年7月30日にリリースされた。

修正履歴:

30JUL2012  A. Shinbori  :  メタデータをアップロードした。
30JUL2012  A. Shinbori  :  初期バージョン。