名古屋大学および森林総合研究所との共同研究による論文が掲載されました。

松尾美幸准教授の論文がオンラインにて掲載されました。

Matsuo-Ueda et al.
Comprehensive study of distributions of residual stress and Young’s modulus in large-diameter sugi (Cryptomeria japonica) log.
Wood Science and Technology (2022)
https://doi.org/10.1007/s00226-022-01360-7

日本では、針葉樹人工林の高齢級化にともない、直径の大きな丸太(大径材)が増えてきています。大径材を効率よく製材するためには、製材による変形の原因となる残留応力の把握が重要ですが、日本の針葉樹に関して十分なデータがありませんでした。本論文では、スギ大径材丸太63本を用いて残留応力の樹幹内分布を測定し、スギ大径材の残留応力の特徴を把握しました。

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