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町田敏暢氏(国立環境研究所 地球環境研究センター室長、RISH非常勤講師)による特別講義を開催

2021年12月15日に、町田敏暢氏(国立環境研究所 地球環境研究センター室長、生存圏研究所非常勤講師)による2021年度生存圏研究所特別講義を大気圏環境情報分野にて開催いたしました。新型コロナウイルス感染防止対策のもと、講義室とZOOMを使ったハイブリッド形式での集中的な講義となりました。(以下は町田先生による講義内容の紹介)

タイトル:大気中温室効果ガスのグローバル循環
内容:昨年日本政府は2050年カーボンニュートラルに向けた宣言を発し、今年はIPCCの第6次報告書が地球温暖化に対する人間活動の寄与を強く肯定しました。いよいよ我々は、温室効果ガス排出を積極的に抑制する社会を構築するための新しいフェイズに入ったと感じています。本講義では新しい社会をリードしていく皆さんへの基礎となる科学的 知識として、そもそも大気中の温室効果ガスがどのように増加してきたのか、大気中の増加は地球上のどこで放出されてどこで吸収された結果なのか、大気中でこれらのガスはどのように輸送されているのか、について観測手法の紹介を含めてお話ししていきます。後半では特に最近取り組んでいる日本航空の旅客機を使って展開している観測プロジェクトの成果を交えて最新の研究結果を紹介します。