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第563回生存圏シンポジウム
生存圏データベース共同利用・共同研究成果発表会
Biennial meeting of Humanosphere Database

開催日時 2026/02/05(木曜日)  午後1時
開催場所 オンライン(非公開)
申請代表者 田鶴 寿弥子(生存圏研究所)
所内担当者 反町 始(生存圏研究所)
関連ミッション ミッション1 環境診断・循環機能制御
ミッション4 循環材料・環境共生システム
ミッション5 高品位生存圏

概要

生存圏研究所では共同利用・共同研究拠点として,データベースの構築と発信を核としたデータベース共同利用を国内外の研究者との協力のもとで推進している。 今回のシンポジウムでは,令和5・6年度の共同利用申請者による研究成果の発表を行い,研究者間での意見交換などを行った。なおこれまで生存圏データベースを用いた共同研究の成果報告会は,おもにポスター発表を中心におこなわれてきたが,今回はzoomを用いての口頭での成果発表となった。

目的と具体的な内容

生存圏データベースは材鑑調査室が保有するモノのデータとインターネットを通して公開されている電子データからなっており,それらのデータを用いた共同利用研究を推進している。今回は第10回にあたり,材鑑調査室関連の「物」のデータベースを利用した令和5,6年度分の共同研究の発表会をZOOMにて開催した。

生存圏科学の発展や関連コミュニティの形成への貢献

生存圏研究所が推進する生存圏データベース全国共同利用の報告会であるとともに、木の文化と科学に纏わる学術研究集会も兼ねている。内容的にはすべての生存圏ミッションに関わるが、特に物の共同利用研究に関しては1と4と5に深く関連する。 共同研究者の内訳は、文化財科学、木材化学、植物学、木材解剖学、年輪年代、産地同定など幅広く、共同利用の方向性を見極める上で重要な会合であり、まさに生存圏データベース科学の方向を議論する場となっている。

プログラム

今回の研究成果報告会では,以下の7件についての口頭発表が行われ、活発な質疑応答がなされた。プログラムは以下のとおりである。
                                                                        ①材鑑古材標本のストロンチウム同位体比分析に基づく 木材産地推定
 大山 幹成(東北大学・学術資源研究公開センター植物園) 
  ②歴史的建造物由来古材の表面から内部への劣化遷移分析
 黒木 岳登(京都大学・農学研究科)
  ③歴史的建造物由来古材の放射性炭素年代測定 三重県専修寺御影堂根継ヒノキ材の単年輪 AMS14C 測定
 横山操(京都大学エネルギー科学研究科)
  ④山陰地方における木彫像の樹種・年代調査と民俗学的考察
 田鶴 寿弥子(京都大学・生存圏研究所)
  ⑤木彫像および古建築部材の樹種識別データの整理・分析
 反町 始(京都大学 生存圏研究所)
  ⑥古材樹種の DNA による識別法の確立(4・5)
 今井友也(京都大学 生存圏研究所)
  ⑦化学分析に基づく多様な材特性および指標の評価
 青木 弾(名古屋大学・農学部)

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2025年4月7日作成/2026年2月3日更新