見学・実習

10月14日(日) 10:00

木質材料実験棟・エコ住宅(律周舎)、シロアリ実験施設、材鑑調査室で次の3つのテーマに関して、見学・実習を行います。いずれか一つの選択になります。応募に際しては希望のテーマに順位をつけてください。人数の関係上希望のテーマにならないことがありますことご了承ください。

 テーマ1:安心・安全の木造住宅を造るために      生活圏構造機能分野 小松幸平

丈夫で長持ちする木造住宅を造るためには適材適所の用材が必要です。強い木材の選び方、耐震住宅を実現するための条件とは?
 ・木造住宅に関する講義
 ・木材の強度実験または住宅構造要素の実大実験を体験する
 ・木造エコ住宅の説明と見学
住宅の耐震性能を調べるための振動台実験 木材の強度実験風景
(注:これは決して森先生ではありません)
自然素材活用型木造軸組住宅「律周舎」

 テーマ2:シロアリや腐朽菌の持つパワーを体験しよう  居住圏環境共生分野 吉村 剛

シロアリや腐朽菌がいなければ森の自然循環系はストップ。シロアリや腐朽菌の力を実習によって体験してみましょう。
 ・シロアリ腸内微生物の顕微鏡観察
 ・シロアリによるエネルギーガス発生の測定
 ・木材腐朽菌による木材分解実験
シロアリの故郷熱帯地方では、アリのような姿をした黒いシロアリが、餌を求めて行進しています。 枯枝などはシロアリと腐朽菌(キノコ)によって自然に還って行きます。 シロアリによる木材の消化と水素生産の主役:腸内共生微生物

 テーマ3:木材のミクロな顔              バイオマス形態情報分野 杉山淳司

日頃見慣れている樹木。ピラミッドに埋葬された遺品の木片。法隆寺の柱。顕微鏡で見ると?
 ・構内の樹木観察ならびに木材サンプリング
 ・木材組織の顕微鏡観察入門
 ・材鑑標本の見学
まず、キャンパスの樹をみてサンプルを集めます。 実際に顕微鏡で観察してみると、孔だらけ!どこに特徴があるのでしょうか? 木の香り、木の文化満載のバーチャルフィールド

 12:00 体験! 森を食べる!?           森林利用学分野 岡田直紀

対象を理解するには、五感をはたらかせてあらゆる情報を引き出すことです。見て、触って、さらに臭いをかいで、そして味を確かめましょう。普段は口にすることのない木の実やキノコは、いったいどんな味がするでしょうか。

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