生存圏未来開拓研究センター 共同利用・共同研究拠点 京都大学 生存圏研究所

menu

第507回生存圏シンポジウム『土壌・植物・大気を跨ぐ物質の循環と機能に関するワークショップ』

日時:2023年11月16日
開催:宇治キャンパス
趣旨:個別の所属学会ではなかなか出会う機会のない「大気」「森林」「土壌微生物」の研究者が一堂に会し,個々の領域での先端的な研究を“生存圏の物質循環”という視点に広げでシームレスにとらえることを意識し,次の時代の新しい研究課題の展開を視野に入れた討論を行う.

ワークショップのプログラム

ケイ素に着目して土壌ー樹木ー大気をつなぐ 
中村 亮介(京大院・アジアアフリカ研究科)
森林生態,土壌化学
植物が大気に放出するVOCの特徴と種間差 
斉藤 拓也(国立環境研)
大気化学,植物生理生態
土壌から出る温室効果ガスN2Oを削減する微生物の探索
大久保 智司(東北大院・生命科学)
土壌微生物
大気-森林-土壌の炭素循環から見た土壌微生物の代謝能 
杉山 暁史 (京大RISH)
植物代謝生化学,土壌微生物
シカによるササの消失は土壌生態系機能の劣化とブナ衰退を引き起こす:南九州ブナ林にみる環境・土壌・樹木の関係性 
片山 歩美(九大農院)
森林生態
これまで見落とされていた東南アジア大陸域の火災排出量とその傾向 
近藤 雅征(広大IDEC国際連携機構)
生物地球科学,気候学
葉リターと細根リターの土壌における役どころ
谷川 東子(名大院・生命農学)
生物地球化学,土壌化学
湿地性樹木からメタンが出てくるナゾー土壌と植物と大気が全部関係していますー  
高橋 けんし(京大RISH)
大気化学,土壌微生物,植物生態