京都大学バイオナノマテリアル共同研究拠点

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概要

セルロースナノファイバー(CNF)は植物繊維をナノレベルまで解繊して得られる軽量、高強度のナノ繊維です。植物細胞壁の基本骨格物質として、どのような植物資源からも取り出すことができます。木材やタケの半分を占め、資源的に豊富でカーボンニュートラルな新素材です。本共同研究拠点は、豊富な関連装置・設備を活用してCNFおよびCNF材料の製造と提供、分析を行うとともに、コンサルティングやセミナー・シンポジウムを通じて、オープンイノベーションのスタイルでCNF関連技術を紹介、移転することで、バリューチェーンの構築に向けた企業マッチングを支援しています。今後は国際的競争力を強化し、バイオエコノミー、サーキュラーエコノミーの根幹を担う21世紀型の環境材料として、自国バイオマス資源を活用した新事業の創出とCO2削減に貢献します。

概 要