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第106回生存圏シンポジウム
木材の耐用性 —凄い木・弱い木

日時・場所

日時: 2008(平成20)年11月8日 (土) 13:00–17:00
場所: 京都大学生存圏研究所 木質ホール3階
主催者: 京都大学生存圏研究所 角田邦夫
申請代表者: 角田邦夫 (京都大学生存圏研究所居住圏環境共生分野)

目的・内容

木材の用途が広範にわたることは歴史が物語っている。しかしながら、通常の人類生活環境とは異なる環境(海洋、土中、宇宙など)における木材の性能や耐久性については良く知られていない。そこで、これまでの知見と実験的証左を宇宙空間で使用する材料、長期土中埋設木材の特性、海中浸漬による材料の劣化、極低温下での難燃木材の耐火挙動等にまとめて口頭発表を行った。木材の使用条件として通常では想定されていない場合の木材の耐用性に関する知識の啓蒙と今後の研究プロジェクトの計画・立案の手助けとした。

関連ミッション

関連分野

木質科学、材料学、考古学。

プログラム

13:00–13:30高部圭司 [京都大学農学研究科]
マクロ、ミクロ、ナノの目で見る木の骨組
13:30–14:00矢野浩之 [京都大学生存圏研究所]
重量はフライ級、力はヘビー級の木
14:00–14:30山川宏 [京都大学生存圏研究所]
宇宙活動にはこんなもんが要る!
14:30–15:00畑俊充 [京都大学生存圏研究所]
宇宙活動にこんなもんが役立ちますか?
15:00–15:30休憩
15:30–16:00吉澤伸夫 [宇都宮大学農学部]
しばれる環境で燃える木
16:00–16:30山田昌郎 [(独)港湾空港技術研究所]/森満範 [北海道立林産試験場]
虫でない「ムシ」による木の食害
16:30–17:00高妻洋成 [(独)国立文化財機構奈良文化財研究所]/家塚英詞・野田真弓 [鳥取県教育委員会]
土に埋もれて長生きした木

Symposium-0106ポスター PDF ファイル (4 514 029 バイト)
ポスター制作: 熨斗千華子 (京都大学)