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第103回生存圏シンポジウム
第3回バイオ材料プロジェクト
「生活にバイオ材料を取り込むことが社会を変える」シンポジウム

日時・場所

日時: 2008(平成20)年9月19日 (金) 13:00–19:00
場所: 京都リサーチパーク サイエンスホール1号館4階(京都市下京区中堂寺南町134番地)
主催者: 京都大学生存圏研究所、京都工芸繊維大学繊維科学センター、財団法人バイオインダストリー協会、京都市、財団法人京都高度技術研究所、京都バイオ産業技術フォーラム、京都バイオ産業創出支援プロジェクト
申請代表者: 矢野浩之 (京都大学生存圏研究所生物機能材料分野)

目的・内容

低炭素社会、循環型社会の実現に向けて、地球環境、生活環境を維持・向上させるバイオ材料の研究開発とその普及は動かざるものになってきている。こうした中で、自動車、住宅から日常生活用品に至るものに組み入れられ、最終商品にどれだけのバイオ材料が組み入れられているかを示す「バイオマス度」の向上が期待されるようになってきた。この様な社会的情勢を踏まえ、本シンポジウムでは、過去 2 回のバイオ材料プロジェクトを継続し、先進的バイオ材料の技術開発と普及にかかる現状紹介、展望を目的に、具体的な開発事例、応用事例を産官学それぞれの立場から発表し、参加者との交流・連携を深めた。

関連ミッション

関連分野

生物機能材料分野。

プログラム

13:00–13:10あいさつ
13:10–13:55基調講演 「木質資源の自立・持続型社会の構築に向けて」
京都大学生存圏研究所所長 川井秀一
13:55–14:25講演 (1) 「バイオナノファイバー材料開発の現状と今後」
京都大学生存圏研究所教授 矢野浩之
14:25–14:55講演 (2) 「加熱寸法安定性に優れたビーズ法ポリ乳酸発泡体について」
積水化成品工業株式会社技術本部総合研究所基盤技術研究室室長 平井孝明
14:55–15:25講演 (3) 「CO2 削減コストからみたバイオプラスチック導入の妥当性について」
財団法人バイオインダストリー協会 R&D プロジェクト推進グループ担当部長
大島一史
15:25–15:45休憩
15:45–16:15講演 (4) 「バイオフロント? の開発」
帝人株式会社新事業開発グループ HBM 推進班長 栗原英資
16:15–16:45講演 (5) 「モードと環境 ~バイオ材料を着こなす~」
永井合成樹脂工業株式会社代表取締役社長 永井 隆
16:45–17:15講演 (6) 「ミクロ & ナノサイズ竹繊維開発の現況と今後」
京都市産業技術研究所工業技術センター研究部長 北川和男
17:15–18:00パネルディスカッション「バイオ材料科学技術の産業化を目指して」
座長: 京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科生体分子工学部門教授、繊維科学センター長 木村良晴

プログラムの印刷用 PDF ファイル (365 918 bytes)

Symposium-0103ポスター PDF ファイル (5 520 763 バイト)
ポスター制作: 熨斗千華子 (京都大学)