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第70回生存圏シンポジウム
熱帯木質バイオマス資源の持続的生産利用へのロードマップ

日時・場所

日時: 2007(平成19)年3月20日 (火) 13:00–18:15
場所: 京都大学生存圏研究所 木質ホール3階
主催者: 京都大学生存圏研究所
共催者: 京都大学生存基盤科学研究ユニット
申請代表者: 梅澤俊明 (京都大学生存圏研究所)

目的・内容

2006(平成 18)年度生存研総長裁量経費「熱帯人工林の環境貢献と持続的生産・利用」、2006(平成 18)年度生存圏研究所アカシアインターミッションプロジェクト、生存基盤科学研究ユニット萌芽研究プロジェクト(熱帯早生樹の分子育種に対する研究基盤構築)、および生存基盤科学研究ユニット研究プロジェクト(分子育種による循環型社会に適合した早生樹の創出)の合同成果報告会として開催した。多方面の研究者がそれぞれの専門分野から、熱帯木質バイオマス資源の持続的生産利用に関する将来構想に関する講演を行なった。本シンポジウムの内容は、熱帯人工林の環境貢献と持続的生産利用に関するロードマップの構築に資するところが大きい。

関連ミッション

関連分野

森林代謝機能化学分野ほか、全分野。

プログラム

13:00–13:25開会挨拶
  • 川井秀一 (京都大学生存圏研究所所長)
    生存圏研究所におけるアカシアプロジェクト
  • 井合 進 (京都大学生存基盤科学研究ユニットユニット長)
    来るべき環境変動への対応
13:25–15:30セッション 1 熱帯人工林の環境と維持
  • 吉村剛、服部武文 (京都大学生存圏研究所)、竹松葉子(山口大学農学部)
    熱帯大規模一斉植林における生物多様性の確保
  • 川井秀一 (京都大学生存圏研究所)
    大規模アカシア人工林地の炭素循環について
  • 太田誠一 (京都大学農学研究科)
    アカシア植林に伴う土壌資源の変動
  • 水野広祐 (京都大学東南アジア研究所)
    アカシア林経営の地域社会科学
15:30–15:50休憩
15:50–17:15セッション 2 アカシア材の利用
  • 矢野浩之 (京都大学生存圏研究所)
    アカシア樹皮タンニンの利用
  • 松本義勝(越井木材工業(株))
    アカシア・ハイブリッドの利用と施業管理
  • 畑俊充, Joko Sulistyo (京都大学生存圏研究所)
    熱帯バイオマスの炭素材料としての利用
  • 渡邊崇人・渡邊隆司 (京都大学生存圏研究所)
    熱帯バイオマス資源のバイオリファイナリー
17:00–17:50セッション3 アカシアのバイオテクノロジー
  • 梅澤俊明 (京都大学生存圏研究所)
    熱帯早生樹の分子育種に対する研究基盤
  • 鈴木史朗 (京都大学生存基盤科学研究ユニット)
    アカシア EST プロジェクト
17:50 からセッション 4 総合討論
18:15 から閉会挨拶
  • 今村祐嗣 (京都大学生存圏研究所生存圏学際萌芽研究センター長)

Symposium-0070ポスター PDF ファイル (2 770 187 バイト)
ポスター制作: 熨斗千華子 (京都大学)