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第16回生存圏シンポジウム
第7回宇宙空間シミュレーション国際学校
(7th International School/Symposium for Space Simulations (ISSS-7))

日時・場所

日時: 2005(平成17)年3月26日 (土)~31日 (木)
場所: 京都大学百周年時計台記念館
担当者: 臼井英之 (京都大学生存圏研究所生存科学計算機実験分野)
第7回宇宙空間シミュレーション国際学校
http://www.rish.kyoto-u.ac.jp/isss7/

目的・内容

宇宙空間シミュレーション国際学校 (ISSS) は、生存圏のひとつである宇宙圏環境の定量的研究に最も有効な(そして殆ど唯一の)研究手段である計算機シミュレーションに関する国際講座及び国際シンポジウムである。その目的は研究手法としての計算機実験の実習と最新の宇宙環境研究の学術論議を行うことである。6 日間の日程で、プラズマ粒子モデル、ハイブリッドモデル、MHD (電磁流体)モデル、数値手法、宇宙環境の衛星観測とシミュレーションの融合研究、将来のシミュレーション応用研究などのテーマで口頭発表(招待講演を含む)とポスター発表を行い、宇宙プラズマ物理、計算機シミュレーションに関する最新の研究成果を中心に議論を行った。また、第 2 日目、第 3 日目の夕刻からは学生、若手研究者を対象に、シミュレーション手法の講義を行い、生存圏研究所のスペースグループで開発した教育用粒子コードとノートパソコンを用いて、計算機実習も行った。それぞれ約 30 人余りの受講者があった。

関連ミッション

関連分野

生存圏科学、宇宙プラズマ物理学、宇宙電波科学、プラズマシミュレーション工学。

プログラム

プログラムは、計算機シミュレーション研究における実践的な講義と招待講演を含むシンポジウム形式の研究発表会(口頭、ポスター)、そして計算機端末を用いた実習で構成された。講義は、全日程を通じて現場の研究における一連の流れを若手研究者に追体験してもらえるというユニークなものである。


Symposium-0016ポスター PDF ファイル (149 685 バイト)
ポスター制作: 熨斗千華子 (京都大学)