Q.1: ver.1で使っていた解析モデルファイルなどの入力ファイルはver.2と互換性がありますか?
A.1: 互換性があります。
Q.2: gui.exeの計算結果の表示で、動画を動かすためのスクロールバーが画面下に表示されません。
A.2: お使いになっているパソコンの画面の解像度が原因の一つとして考えられます。 gui.exeを起動すると、Create modelのタブの右下に Resolutionというドロップダウンボックスがあると思いますが、 それを「800×600」または「640×480」に変更して、 再度、Show Resultから結果を確認していたけますでしょうか? それでもスクロールバーが表示が出ない場合は、 gui.exeを再起動して試してみてください。
Q.3: 加速度入力で計算を行った結果を動画で確認すると解析モデルが一方向にどんどん移動していってしまいます。
A.3: 加速度入力で時刻歴応答解析を行う際に用いた波形が、 加速度を変位に積分する際に発散するような波形だと 解析モデルが一方向にどんどん移動(発散)してしまいます。 見た目の問題ですので、計算にはほとんど影響は無いはずです。 「Appearance」のタブのRelative dispをチェックすると相対変位で 動画が見れますので、一方向への移動はなくなります。 入力波形をフィルター処理などで、積分しても発散しない波形などに変更すると 絶対変位でも一方向への移動は無くなります。
Q.4: calc.exeを起動して、計算開始をすると、プログラムが強制終了します。
A.4: 下記の原因が考えられます。確認をお願いします。
・parm.csvの各行の数値の個数が正しくない。
・軸組情報ファイル、構面情報ファイルなどで定義したパラメータIDがparm.csvで定義されていない。
Q.5: 計算結果を確認しても、解析結果が表示されない。解析モデルが爆発したようになる。
A.5: 下記の原因が考えられます。確認をお願いします。
・解析モデルに極端に長さが短い梁要素(1cm以下)が存在する。
 wallstatでは極端に長さが短い梁要素が存在すると計算が不安定になります。
・parm.csvで定義したバネのパラメータが大きすぎる。
・その他:計算が発散する原因を見つける方法としてdefault.iniの1行目の最後の値(出力頻度)を 10にして、1000回ほど計算すると、初期の解析モデルの動きを確認することができます。