CPEA 2004 campaign - MJO info
- 2004/05/08 (柴垣)
5/8時点のMJO情報をお知らせします。
これまでに、東進雲システム(MJOのサブシステム?)が何度か
スマトラに到着していますが、下層で強い西風を伴っていないためか、
それらはスマトラ上空で消滅していました。
観測終盤の5/4以降、強い西風を伴ったMJO雲システムが海洋大陸を
通過しています。高層ネットワーク観測によって、MJO構造を捉える
ことに成功したのではないでしょうか?
GOES9の雲データ
客観解析の下層東西風
コトタバン観測データ
コトタバン観測データ
- 2004/04/25 (柴垣)
最近の海洋大陸周辺の雲システムの様子について報告します。
4/18にMJOの雲システムが海洋大陸でみられなくなった後、
次のMJOの雲システムが4/22にスマトラに到着しました。
その後、
海洋大陸では雲活動が活発 です。
4/10〜24の期間の降雨レーダーとBLRデータの解析図 をupしました。
- 降雨エコーの東西・時間変化。ただし、降雨エコーはレーダーから
南北方向 -15〜15kmの間での最大エコー値を示します。
- 高度1.5-2.5kmで平均したBLR東西風の時間変化。
ほぼ毎日、日周期の対流がコトタバン付近でみられます。
特に、局地循環に対応した下層の東西風(東風から西風)の変化が
みられる4/10, 11, 15, 22に対流が活発です。
- 2004/04/18 観測支援データ (柴垣)
スマトラでは昨日の12UT頃から日周期の対流が現れ、
現在(4/18 01UT)も
対流が活発 ですね。
GOES9-IRの経度・時間変化
と
降雨レーダー
の日変化図を更新しました。
4/13の落雷後、降雨レーダーデータはしばらく欠測になっていましたが、
4/15の13時からデータ取得を再開しています。
その直後には、活発な雲対流に対応した降水データが得られています。
- 2004/04/16 (柴垣)
雲画像等をみていますと、昨日から海洋大陸とその周辺で対流活動が活発です。
すでに、MJO期間に入っているように思われます。
観測体制が整い次第、早急にITM5を開始するのが良いように思います。
オーストラリア気象台のMJO予報 をみますと、MJOの対流域は
4/21-22には経度100E付近で消滅しそうです。
METEOSAT5-IRデータ:
GOES9-IRデータ:
- 2004/04/15 (柴垣)
- オーストラリア気象局のMJO予報
- 4/13からの予報結果では、MJOの対流域は4/16-17に
経度100Eへ到着するように予想されています。
- 東インド洋〜海洋大陸の雲特徴
- 海洋大陸では、4/13から日周期の対流がみられます。
- 昨日は、経度80-100/緯度10S-5Nに広がった雲システムが
みられましたが、 4/15 00UTには不明瞭になりました。
- 現在の海洋大陸では、スマトラの西海岸沖で対流が活発です。
また、カリマンタンで発生した雲クラスタがスマトラ方向に
移動し始めています。
- 今後、この西進雲クラスタがスマトラを通過しそうです。
METEOSAT5-IRデータ,
GOES9-IRデータ
- 2004/04/15 (森)
すでに濱田から報告が入っていますように,4/12後半以降は最下層(〜3km)以外は
乾燥した状態となっています.ここJambiではGAW/EARと比較して早い時間
(12-15LT)に降水が観測される場合が多いのですが,午前中はほぼ晴れた状態から
午後に掛けて対流が発達するものの,結果として降水に至るケースが少なくなってい
ます.ただし,本日(4/15)は午前中からCu,/CgがSCT,その上にAc/AsがBKNとなっ
ており,比較的大規模な場における水蒸気供給と緩やかな上昇流が入ってきているの
ではないかと思われます.もっとも,スマトラ西岸のPadangからは約500km離れてい
ますので,PadangやGAW/EARとはかなり状況は異なるものと思います.
- 2004/04/14 (柴垣)
Xバンドレーダーの降雨エコーの日変化特性図 を
upしました。
30dBZ以上のエコー出現面積を1時間毎に並べています。
- 2004/04/13 (柴垣)
-
客観解析の850hPaの東西風成分
- MJOに対応した強い西風成分が経度60-80Eで4/10頃までみられました。
- それ以降、その西風成分は弱まっています。
-
METEOSAT-5 雲画像データ
- 最近、雲クラスタが2日間隔で経度80-85Eに形成されます。
その後、雲クラスタはゆっくりと西進しています。
その結果、MJOの雲システムは経度70-80Eで停滞しているようにみられます。
-
オーストラリア気象局のMJO予報結果(1週間ぶりに更新されました)
- 4/15-23日にMJOの対流域が、経度100Eを通過する予報結果が示されています。
- 上の結果を信じれば、ITM5はこの期間の前半が良さそうです。
ただ、下層の西風が弱いので、西スマトラへの到着時期が
遅れるかもしれません。
-
GOES9-IRデータ
4/9以降、海洋大陸ではあまり対流が活発ではありません。
- 2004/04/11 (柴垣)
-
METEOSAT5の雲画像をみますと、
- 昨日から経度80-90Eの赤道付近で小規模雲クラスタの生成と消滅がみられます。
- 現在の11日00UTでは、経度82Eの赤道付近に小規模雲クラスタが位置しています。
-
客観解析データ(東西データ)をみますと、
ここ3日程、MJOに伴う下層の強い西風成分域の東端は経度80E付近で停滞しています。
- 海洋大陸付近では、昨日はスマトラの西海岸沖で対流が活発です
(GOES9-IRデータ)。
- オーストラリア気象局のMJO予報結果が4/5から更新されていませんので、こちらの新しい情報はありません。
- 2004/04/10 (柴垣)
METEOSAT5のIR画像から、
- 4/9 12UTC以降、経度65-80Eの赤道付近にみられた雲クラスタが弱まり、緯度10-20Sに新しい雲クラスタが発達し始めました。
- 4/10 00UTCでは、経度80-85Eの赤道に小規模の雲クラスタがみられます。
GOE9-IRデータから、
- ここ2日程、海洋大陸の対流活動は弱まっています。
- 経度80-85Eの雲クラスタの接近に伴い、今後海洋大陸では日周期の対流活動が強まると予想されます。
オーストリア気象局のMJO予報結果が4/5から更新されていませんので、こちらの新しい情報はありません。
- 2004/04/09 (堀之内)
コトタバンの雨量計の1分値データの図をアップしました。
期間は2月1日から4月3日までです。
MJOの周期に対応する変動が明瞭に見え, 3月に入ってからは少なかった雨量が,
3/25頃から増えていることがわかります。
- 2004/04/09 (柴垣)
- 昨日からGOE9-IRデータでも、MJOの対流域が経度80E以西で確認できるようになりました。
- この対流域は、客観解析データの850hPaの東西風anomalyの西風成分とも良く一致しています。
- 4/9 00UTの雲画像(METEOSAT5)をみますと、雲クラスタが経度68-78E,緯度10S-1Nに分布しています。今後、対流活動域がもう少し北上してくれれば良いのですが...
- MJOの予報結果やOLRデータが4/5から更新されていませんので、こちらの新しい情報はありません。
-
GOE9-IRデータ,
客観解析データ,
METEOSAT5-IRデータ.
- 2004/04/08 (柴垣)
4/5から20日先までのMJOの時空間変化の予報結果がオーストラリア気象局サイトで公開されています。その結果をみますと、
- 経度40E付近に位置するMJOの対流域が、4/13〜24に経度100Eを通過します。
- MJOの対流域は、赤道を挟んで10Nと10S付近に分離し、東進するように予想されています。
最近のインドネシア付近の雲活動は、
上で紹介したMJOを狙うなら、ゾンデ観測開始(4/10)から5〜7日後のITM5開始が良いのではと思います。しかし、現在の予報結果ではこの対流域は強化観測エリアを通過しないように予想されています。もうしばらく、MJOの動向に注意が必要です。
- 2004/04/08 (古本) 現地リポート
ご想像のとおりこちらはきれいな日周期変動が見られる状態が続いております。(午前暑いと午後は雨というコトタバンの天気の典型的なパターンの1つ。)
今日も午前は結構暑いので昼からは雨かもしれないと思います。
また村田さんから頂きました情報によりますと昨日パダンは14−16時,17ー18時に強雨が降ったそうです。パダン空港も封鎖される事態になっていました。(Dinさんによるとこのような長時間の空港封鎖というのはあまり経験がないそうです。)
- 2004/04/06 (柴垣)
4/6時点でのMJO情報をお知らせします。
http://www.osakac.ac.jp/labs/sibagaki/sibagaki/MJO.pdf
にMJO予報結果とGOE9-IRデータをUPしました。
- MJO予報結果から、経度40E以西にあるMJOの活発域が東進し、
4/13頃に西スマトラ(経度100E)に到着しそうです。
- IRデータから、現在のMJO不活発期間にも海洋大陸では日周期の対流がみられ、今後のMJOの接近に伴いこの対流が活発化するのではと予想されます。
- 2004/04/01 (柴垣)
ITM5決定のためのMJO情報をお知らせします。
オーストラリア気象局サイトのMJO予報結果
をみると、
- 西スマトラ(100°E)では、3/20頃からMJOの不活発期間が始まり、それは4/7頃まで続きそうです。
- 同場所でのMJOの活発期間の始まりは、4/14以降になりそうです。
次回の情報は、4/5にお知らせします。
リンク
Last modified: Sat May 8 15:32:52 JST 2004