第二次国際観測キャンペーン(CPEA-II)
- 期間: 2005年11月24日〜12月23日
- 目的: スマトラ島周辺の雨季にあたる1ヶ月間にわたり、赤道域大気波動、雲団、降水機構のを高い時間・空間分解能で捉えることを目的とした観測を実施中である。EARサイトから最大で1時間毎(通常は6時間毎)のラジオゾンデ打上げを行う他、EARバイスタティック受信装置を用いた大気風速の3次元空間分布の観測、レイリー・ミーライダーによる大気温度や巻雲の観測が実施される。
観測装置とデータ取得状況
CPEA-IIに参加する観測装置を下記に示す。
中心となるラジオゾンデ観測の
スケジュール概要についてはここを参照。
レーダー装置
- 赤道大気レーダー(EAR)
- 境界層レーダー(BLR)
- Xバンド降雨レーダー
- 流星レーダー
- 電離圏観測用VHFレーダー
- イオノゾンデ ( 情報通信研究機構との協同研究)
- Xバンドドップラーレーダー (ブキティンギ近郊)
- MFレーダー (ポンティアナ, パムンプク)
ライダー装置
- レイリーライダー
- 小型ミーライダー
- ナトリウム/Fe+ライダー
GPSラジオゾンデ観測
- スマトラ島内の3ヶ所(EARサイト・パダン・ジャンビ)から放球 (一部、地球環境観測研究センター及び総合地球環境学研究所との協同観測)
その他
- 赤道大気レーダー用RASS観測装置
- 水蒸気プロファイル放射計
- ビデオ型雨滴計
- 全天大気光イメージャ
- 1周波GPS受信機・2周波GPS受信機
- 磁力計
- 分光温度計
CPEA-II観測の様子
観測の様子を示す写真をいくつかご紹介します。クリックすると大きな写真が見られます。
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