京都大学生存圏研究所
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エコ住宅21プロジェクト

低環境負荷・資源循環型木造エコ住宅に関する研究
〜理想循環系をめざして〜

プロジェクト理念

 木材は地球上で最も環境負荷が小さく、かつ理想的資源循環系を形成可能な唯一の工業材料です。本研究プロジェクトは、木質科学研究所内の材料系研究者の様々な研究ポテンシャルを結集して、質的に豊で、真に健康的かつ長寿命で、耐震性能に優れた、21世紀に相応しい木造軸組み構法住宅の誕生に資する基盤的技術を開発することを目的としたものです。
この研究が進み、現在危機的状況にある我国の地域材の需要拡大を促し、森林資源に立脚した理想循環系の確立に微力を捧げたいと考えています。

第二回発表会の報告

 2003年3月14日、木質研材料系研究者による所内プロジェクト「エコ住宅プロジェクト21」の第二回成果発表会を木質ホールで開催しました。
 このプロジェクトは、「低環境負荷・資源循環型木造エコ住宅に関する研究開発」と題し、昨年よりリーダーシップ支援経費を基に行われているものです。

 プロジェクトの目的は、「木材という地球上で最も環境負荷の小さな材料を用いて、質的に豊かで、真に健康的、長寿命で、かつ耐震性能に優れた、21世紀にふさわしい 木造軸組み構法住宅の実現に資する基盤的技術の開発」です。
 
 当日の発表内容は以下のようなものでした。

■材料系−構造系成果発表

  我々の目指す木造住宅とは プロジェクト主査
小松幸平
片岡靖夫 他
  木質資源の自律的・持続的利用についての基本的な考え方 川井秀一
  木質接合具の開発 井上雅文
  木質クギを用いた板壁の開発 森 拓郎
  斜め木ダボを用いた柱脚接合部の補強法の開発 黄 権煥
  プレファブ土壁を用いた木造軸組架構の開発とその水平せん断性能 小松幸平
  再利用土塗り壁の特性 片岡靖夫
   早生樹アカシアマンギウム樹皮粉末の木材用接着剤への利用 矢野浩之

■リサイクル系成果発表

  解体廃材の選択的木炭化技術の開発 畑 俊充

■居住性系−メンテナンス系成果発表

  調湿能の簡便な判定法とその大規模木造建物への応用 師岡淳郎
  エコ住宅に対応した木材の耐久性評価と新しい生物劣化検出法 吉村 剛
  超臨界二酸化炭素を利用して保存処理した木質材料の保存性能 Muin Musrizal


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