RASS TIP集
観測のはじめかた
24時間前までの準備
RASS観測をはじめる24時間前までに、
Signal Generator2台(HP8662AとHP8656B、MU4の裏のラック下段)と
の電源をいれておく。(高精度機器なので安定するまで時間がかかるから)。
さらに両者の裏面に time base となる reference signal を入れる端子があるが、これに旧システムの基準信号発生器にあるクリスタルオシレータの出力(5MHz)
をつなぐ。(これで2台のSGが同一の種から信号を作ることになる。)
気球放球通知
ラジオゾンデの放球を行う時には、前もって成田の「航空管制情報官」に放球通知を
12時間前までに行う。(サンプルは fukao12:~furumoto/tex/misc/sonde2.tex)
ふたあけ
20台のスピーカーの蓋をあけそばの地面においておく。
駐車場トラックの側のスピーカーを階段のあがったところに移動する。
さらに階段を下りたところにパワーアンプを入れた箱があるのでそこから
スピーカー線を引き廻し階段上のスピーカーに繋ぐ。
またヘリポートのスピーカーはヘリポート入口に移動し銀色のRASCトラックの側においてあるアンプからスピーカー線を繋ぐ。
RX offset
RXにおいて中間周波数へ落とすため用いている5MHzのmixing信号の周波数を変えて
やることでRASSエコーを見かけ上0m/s付近にあるように
している。(足立D論参照)。実際にはHPのSignal GeneratorをGPIBでコントロールし
周波数を観測ごとに適宜かえている。
まずHP8662Aのステータス釦が点滅しているかどうか確認。していないようならば
より高精度なHP8662AをRXに入力するが、点滅している時はエラーが起こっているので、
HP8656Bの方を用いる。
RASS箱(観測室窓の近くのFM/Vが設置されているラックの上にある箱)の中に
3又になった同軸ケーブルがある。
SGとかかれた端子をSGに、SIN,COSとかかれた端子を旧システム
現状のシステムでは通信を用いての音源コントロールはできないので、
standaloneでの観測を行う。
(98年10月9日:古本)
Last modified: Mon Feb 22 22:33:26 JST 1999