Research Institute for Sustainable Humanosphere, Kyoto University.
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研究分野紹介

もくじ


生存圏診断統御研究系

バイオマス形態情報分野

森林資源を細胞壁の構造や成分の変異と生物多様性の観点から診断・分析し,森林資源の保全と持続的利用に関わる基礎研究を行なう。バイオマスの 95 % と言われる木質は全て細胞壁によって構築されているので,細胞壁形成の分子機構や 3 次元構成をミクロなレベルで明らかにすることは,化石資源に替わる高効率な再生産や高度利用法開発の基礎となる。さらに,樹木年輪を指標に古環境の復元や大気環境の変動に関する研究を推進し,生存圏の診断に資する。

  • 教授 杉山淳司
  • 准教授 今井友也
  • 助教 馬場啓一
  • 助教 田鶴寿弥子

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バイオマス変換分野

地球共生圏の社会活動の基盤となるエネルギー・化学物質を再生可能資源である木質バイオマス成分から微生物機能を利用して生産する基礎的研究を行なう。特に,リグニン分解性担子菌の,(1) 菌体外酸化機構の解析,(2) 鍵酵素の発現制御機構解析,(3) 遺伝子工学による形質転換,(4) 生物模倣型化学反応の開発,に注力し,環境負荷の少ない未来型エネルギー・化学資源生成プロセスを構築することを目指す。

  • 教授 渡邊隆司
  • 准教授 本田与一
  • 助教 渡邊崇人

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森林代謝機能化学分野

森林環境を保全しつつ,循環型社会に不可欠な再生可能資源である木質を安定に供給するための生化学的基礎研究を行なう。すなわち,生物有機化学から分子生物学にいたる手法を用い,樹木フェニルプロパノイド生合成調節の分子機構を解明するとともに,循環型社会に適合する木質を代謝工学的に産生するための基礎研究を行なう。さらに,樹木への養分供給に必須である樹木共生菌,腐生菌の炭素代謝機能を解明し,森林圏の回復,優良森林資源の供給に資する基礎研究を行なう。

  • 教授 梅澤俊明
  • 助教 服部武文
  • 助教 鈴木史朗

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森林圏遺伝子統御分野

植物分子生物学の手法を駆使して,一次および二次代謝産物の生合成や輸送に関与する有用な遺伝子を見出し,その発現特性や機能を分子・細胞レベルで解明することにより,森林圏における樹木植物の生命活動の分子基盤を明らかにする。さらに特徴ある遺伝子を用いた有用植物の分子育種により,物質生産や環境修復を行ない,生活圏の健全な維持に資する。

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大気圏精測診断分野

電波・光・音波を利用して大気状態を計測する多様な観測装置を有機的に組み合わせて,大気現象のいろいろな側面を多角的に研究し,また新しい観測手法や既存測器の新しい利用法を開発する。さらに,海外,特に赤道域における長期観測を国際共同で推進して,生存圏としての地球流体圏の計測に寄与していく。

  • 教授 津田敏隆
  • 特定准教授 林寛生
  • 助教 古本淳一
  • 助教 矢吹正教
  • 特定助教(連携教員) 佐藤一敏

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大気圏環境情報分野

ゾンデ,ライダー,レーダー,ロケットなどによる定点ではあるが精緻な観測と,衛星からのリモートセンシングに代表されるグローバルな観測を相互補完的に実施・利用し,大気環境に関わる情報を総合的に解析することによって,人間の生存基盤の一つである大気圏を中心とした地球大気状態のモニタリング・診断を行なう。

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レーダー大気圏科学分野

MU レーダー及び下部対流圏レーダーを始めとする大気レーダー開発で培ったレーダー技術を基盤として新たな大気観測手法及び大気レーダーの開発を行ない,人類の生存圏と密接に関連する大気現象の解明に資する。観測は国内外で行ない,海洋上の観測も視野に入れる。また赤道大気レーダー観測所を拠点に熱帯域でのフィールド研究を推進する。

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生存圏開発創成研究系

生物機能材料分野

研究ミッションである循環型資源・材料開発や研究プロジェクトである木質エコロジー住宅の開発のための基礎的な研究を分担し,環境調和型木質系新素材および新規機能性高分子材料の開発,木質の新しい加工技術の開発,木質住宅における居住特性についての研究を行なう。

  • 教授 矢野浩之
  • 特任教授 中坪文明
  • 准教授 師岡敏郎
  • 准教授 田中文男
  • 助教 阿部賢太郎

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循環材料創成分野

生産から消費,廃棄,再生利用にいたる一連の木質生産利用循環システムの構築に寄与するために,木質の構造と機能を生かした低環境負荷型木質材料や木質系炭素材料を創成し,バイオエネルギー化技術やリサイクル技術の開発を行なう。

  • 教授 川井秀一
  • 准教授 梅村研二

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生活圏構造機能分野

地球上で最も環境負荷が小さく,かつ理想的資源循環系を形成可能な唯一の工業材料である木材を構造材料とした,木質空間構造(建物,橋,その他)の構造耐力発現機構を解明し,生活圏環境に出来るだけ負荷をかけない自然環境調和型木質空間を創成する。

  • 教授 小松幸平
  • 助教 森拓郎
  • 助教 北守顕久

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居住圏環境共生分野

自然生態系における木質共生系,および都市あるいは住宅生態系における木質共生系,という木質資源を核とした 2 つの共生系に関する基礎的研究を基に,生存圏における未来型資源循環システムの構築を目指す。

  • 教授 吉村剛
  • 准教授 角田邦夫 (2011年10月5日逝去)
  • 講師 畑俊充
  • 助教 柳川綾

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生存科学計算機実験分野

高速計算機を用いた大規模なプラズマシミュレーションを用いて,人類がその生存圏として進出していく宇宙空間の電磁環境解析,および,宇宙人工構造物周辺での環境アセスメントなどを行ない,21 世紀後半に必要となる人類の新たな宇宙空間生存圏の確立に寄与してゆく。

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生存圏電波応用分野

人類の生存基盤の一つであるエネルギーに関し,太陽エネルギー輸送分野では,電波をエネルギーの一形態として,そして同時に,そのエネルギーの伝達媒体として利用し,マイクロ波を応用した新しい生存基盤に関する研究開発を行なう。更に,エネルギー・環境問題の一つのソルーションとしての太陽発電衛星の研究を通して未来への人類の発展に寄与していく。

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宇宙圏航行システム工学分野

宇宙空間・惑星空間における人工衛星による環境探査,およびそのための探査技術開発を行ない,人類がその生存圏を宇宙へと延ばしていく過程において必要となる宇宙環境に関する知見を提供し,また,その宇宙空間の具体的利用形態を提案していくことにより,21世紀後半に必要となる人類の新たな宇宙空間生存圏の確立に寄与してゆく。

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