;

グローバルな大気科学研究


人工衛星等のリモートセンシング観測によるグローバルなデータと、気象ゾンデ・オゾンゾンデを用いた精緻な定点観測データを相互補完的に解析して、大気の温度構造、流れの場、さらには微量成分分布を明らかにする研究を行っています。最近では、国際宇宙ステーションに搭載された先鋭的な大気観測センサーSMILESのデータを用いた研究のほか、対流圏・成層圏の物質交換過程の解明を目指して、熱帯域でのゾンデ観測などに力を注いでいます。

詳細を読む

生物圏-大気圏相互作用の解明


地球の表層環境は、植生を含む陸域生態系の存在によって特徴づけられています。例えば、温室効果気体の濃度変動は、生物圏と大気圏との間の物質交換プロセスにより強く影響されます。また最近では、人間活動のみならず、自然の植生が放出する微量な気体が、地球の放射バランスや成層圏オゾン破壊にもリンクしていることが分かってきています。私たちは、フィールド観測や室内実験を通じて、生物圏-大気圏の相互影響を探っています。

詳細を読む

森林生態系メタン収支の観測


森林生態系は、強力な温室効果ガスであるメタンの吸収源と認識されていますが、地上観測に基づく実態把握が進んでいません。私たちは、微気象学的手法により、森林樹冠上で、森林と大気間のメタン交換量の観測を行っています。併せて、メタン交換量の変動プロセスを解明するために、森林生態系を構成する、地表面、葉、幹におけるメタン交換量を観測しています。地上観測から、森林生態系がメタン収支に果たす役割を明らかにすることを目指しています。

詳細を読む