地球観測推進システム構築プラン テーマ2-2課題

GPS掩蔽による気温・水蒸気解析

代表:津田敏隆

精密衛星測位を用いた斬新なリモートセンシング法であるGPS掩蔽について,屈折率プロファイルを精度良く求めるアルゴリズムを開発し,気温と水蒸気プロファイルを解析します.また,GPS掩蔽データを数値予報モデルに同化し,気象予測精度の向上を図ります.さらに,熱帯における気温・水蒸気の時空間変動特性を研究します.


課題1: GPS掩蔽データ解析アルゴリズム開発

GPS掩蔽データの解析法を改良し、屈折率および気温・水蒸気プロファイルの精度向上を図ります。

担当:村山泰啓, 青山雄一 (情報通信研究機構)

課題2: 数値予報モデルへのデータ同化

GPS掩蔽データを気象予報モデルに同化することで、予報精度の向上を図ります。

担当:小司禎教, 瀬古弘, 川畑拓矢, 國井勝, 青梨和正 (気象庁気象研究所)

課題3: 地上・衛星観測・客観解析による比較検証と科学的解釈

GPS掩蔽データの精度検証を行い、熱帯における気温・水蒸気変動を科学的に解釈します。

担当:津田敏隆, 中村卓司, 塩谷雅人, 堀之内武 (京都大学生存圏研究所), 西憲之(京都大学理学研究科)


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