H21年度京都大学森林科学公開講座

森と、地球と、それから私

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講 演 会(31日)
 
見学・実習(1日)
 
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プログラム 平成21年11月1日 日曜日 −見学・実習

 次の4つのコースの見学・実習を行います。応募に際しては、いずれか1つの希望のコースを選択し、お申し込みください。実施可能な人数との関係で、希望のコースにならないことがあるかもしれませんが、あらかじめご了承ください。
※コース1と3は宇治キャンパス内で、コース2は学外にて行います。

集合時間・場所:
  コース1 10:00京都大学宇治キャンパス
  コース2 09:30京阪宇治駅
  コース3 10:00京都大学宇治キャンパス



実習・見学: 10:00〜12:00


コース1  木材を使って電波を知ろう
       生存圏電波応用分野 三谷友彦
定員30名
 我々の身の回りには、テレビ・携帯電話等の様々な電波が利用されています。このコースでは木材や様々な材料を使って「電波とは何?」を紹介します。
 ・ 木材(合板など)や簡単に手に入る材料を使った地上デジタルテレビ用アンテナの製作
 ・ 電波の基礎知識に関する簡単な講義
 ・ 無線電力電送(電波を使って無線で電力を送る)に関する紹介


コース2  宇治十帖を歩く、源氏物語の民族植物学
       バイオマス形態情報分野 杉山淳司
       熱帯林環境学分野 金子隆之
       樹木細胞学分野 高部圭司
定員30名
 宇治川周辺は源氏物語の終盤「宇治十帖」の主要舞台である。物語には様々な植物が多様な用途で登場し、当時の自然観や生活スタイルを垣間見ることができる。 今でも普通に見られる野草から、遠い異国から取り寄せた舶来品など、紫式部の豊かな教養を感じずにはいられない。
 このコースでは、宇治十帖の史蹟を巡り、源氏物語登場植物の民族植物学的解説を行う。

国宝・源氏物語絵巻「宿木(三)」徳川美術館蔵
(上の画像はWikiペディアの源氏物語絵巻にあるパブリックドメインである画像で、Wiki側の見解は以下のページに掲載されております。)
パブリックドメインに関する見解
http://commons.wikimedia.org/wiki/
Commons:When_to_use_the_PD-Art_tag#The_position_of_the_WMF


コース3  家を支える木組みのチカラ  -伝統技術に学ぶ現代の家造り-
       生活圏構造機能分野 北守顕久
定員に達しました
 本実習ではわが国に受け継がれてきた、様々な木造建築の構造技術について紹介します。生存研内にある自然素材活用型実験住宅(ECO住宅)を一例に、木材同士を組み合わせることで成り立ってきた伝統的木造建築技術の耐震性能における特徴を概説すると共に、現代建築に活用する取り組みを紹介します。
 さらに古代建築物の構造実験を通して、木材の構造的特徴を建築技術に活かした先人の知恵について体験学習します。


京都大学生存圏研究所/京都大学大学院農学研究科森林科学専攻 共催