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第193回生存圏シンポジウム
木の文化と科学 XI 『MAKE KYOTO 文化を育てます』

日時・場所

日時: 2012(平成24)年2月29日 (水曜日) 14:00–16:15
場所: キャンパスプラザ京都第3講義室 (京都市下京区西洞院通塩小路下ル大学コンソーシアム,電話075-353-9100)
主催者: 京都大学生存圏研究所
申請代表者: 杉山淳司 (京都大学生存圏研究所バイオマス形態情報分野)
所内担当者: 菅野奈々子 (京都大学生存圏研究所バイオマス形態情報分野)

関連ミッション

関連分野

文化学、文化人類学、木材科学、地域研究。

目的と具体的な内容

京都大学生存圏研究所では、生存圏シンポジウム「木の文化と科学」シリーズをこれまでに 10 回開催してきた。去る 2011(平成23)年は京都で国民文化祭が開催され、11 回目となる今回のシンポジウムでは、京都の木に纏わる文化を一般の方により知ってもらえたらという思いから、京都で伝統文化を継承されている 3 人の先生方をお招きした。長年蓄積された京都の木の文化に潜む数式では語れない科学について、また文化の伝承に携わる方々からの科学へ期待あるいは要望などに関して活発な議論が交わされた。

生存圏科学の発展や関連コミュニティの形成への貢献

これまで同様に、シンポジウムには他分野からの参加者が多く、当日の参加者のほぼ半数は木材学以外の分野、あるいは一般の方々で、文理融合、学際的な色彩が強かった。京都の伝統文化を守り、世界に発信しようとしている京都を代表する方々、大学で森林や環境について教鞭をとられている方々、技術の伝承と科学の接点をもとめる方々など、非常多岐にわたる参加者を得、新しいコミュニティの広がりをみたシンポジウムであった。

プログラム

開会の辞 Opening
14:00–14:30中川典子氏 (株式会社千本銘木商会)
「木に生きる~現代の銘木師を目指す~」
14:30–15:00小川勝章氏 (造園植治)
「見えない思いをマツに重ねて —見えないザイセンチュウとカミキリに向合う—」
15:00–15:30佐々木晃氏 (佐々木酒造株式会社)
「酒蔵と木と最先端バイオ技術の融合」
15:30–15:45
15:45–16:15
閉会の辞

Symposium-0193ポスター PDF ファイル (358 742 バイト)
ポスター制作: 田鶴寿弥子 (京都大学生存圏研究所)