日時: 2008(平成20)年3月3日 (月) 13:00~4日 (水)
場所: 3日: 京都大学吉田キャンパス 学術情報メディアセンター3階講習室
4日: 京都大学宇治キャンパス 総合研究実験棟CB207
主催者: 京都大学生存圏研究所
申請代表者: 臼井英之 (京都大学生存圏研究所生存科学計算機実験分野)
数値シミュレーションは、様々な研究分野において非常に重要な研究手法の一つである。本シンポジウムは、個々の研究課題成果の発表だけでなく、生存圏科学の発展において数値シミュレーションがどのような役割を果たすことができるか、また、生存圏科学の中のどのような分野において数値シミュレーションが求められているかを模索、議論する絶好の機会であり、生存圏科学の推進という観点からも重要であると考える。
KDK全国共同利用は宇宙圏・大気圏の電波科学および生存圏科学に関連した大規模計算機実験研究を主体とし、ミッション 1 および 3 が関連している。専門委員会で公募・採択された研究課題の成果発表の場を催した。また、その他の計算機実験研究の講演も広く受け付けた。
生存科学計算機実験分野、生存圏電波応用分野、宇宙圏電波科学分野。
13:00–13:05 | はじめに 臼井英之 (京都大学生存圏研究所) | |
13:05–13:45 | 招待講演 次期センターマシンの紹介と、領域分割粒子シミュレーションにおける負荷バランス法の新提案 中島浩 (京大・学術情報メディアセンター) | |
13:45–14:10 | 宇宙プラズマにおける連結階層シミュレーション 杉山徹 (地球シミュレータセンター) | |
14:10–14:35 | 適合格子細分化法(AMR 法)を用いた電磁粒子コードの開発と応用 藤本桂三 (NICT) | |
休憩 | ||
14:50–15:15 | 太陽風中におけるアルフヴェン波の励起・減衰過程 成行泰裕 (九州大学、総理工) | |
15:15–15:40 | 太陽風中におけるアルフヴェン波の励起・減衰過程と粒子加熱 羽田亨 (九州大学、総理工) | |
15:40–16:05 | 惑星突入機表面電極方式 MHD 発電機の動作特性 石川本雄 (筑波大学) | |
休憩 | ||
16:20–16:45 | 高速磁気再結合過程の三次元不安定性と太陽フレア現象への応用 清水徹 (愛媛大学宇宙進化研究センター) | |
16:45–17:10 | 地球磁気圏近尾部における高速プラズマ流の 3 次元形状 近藤光志 (愛媛大学宇宙進化研究センター) | |
17:10–17:35 | 磁場中におけるレーザー生成プラズマの膨張ダイナミクス 沼波政倫 (大阪大学レーザーエネルギー学研究センター) |
ポスター PDF ファイル (3 617 534 バイト) ポスター制作: 熨斗千華子 (京都大学) |