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全国共同利用化に向けた第4回生存圏シンポジウム
平成16年度RISH電波科学計算機実験 (KDK) シンポジウム,
生存圏フロンティアとしての宇宙環境・利用
—宇宙太陽発電から惑星探査まで—

平成16年度RISH電波科学計算機実験 (KDK) シンポジウム

日時・場所

日時: 2005(平成17)年1月19日 (水) 13:30 ~20 日 (木) 17:00
場所: 京都大学生存圏研究所遠隔講義室 HS201(19日)、
         総合研究実験棟遠隔会議室 HW401(20日)
主催: 京都大学 生存圏研究所、電波科学計算機実験専門委員会
共催: SGEPSS 分科会プラズマ粒子シミュレーション研究会
担当者: 臼井英之 (京都大学生存圏研究所生存科学計算機実験分野)

目的・内容

先端電波科学計算機実験装置 (A-KDK) の全国共同利用の成果報告とその共同利用に関する情報交換のために、定例の KDK 全国共同利用シンポジウムを開催した。

関連ミッション

関連分野

電波科学、プラズマ物理学、太陽地球系物理学、宇宙工学。

プログラム

1月19日

13:30–13:35はじめに
大村善治 (京都大学生存圏研究所)
座長: 臼井英之
13:35–14:00数値プラズマチャンバーの開発と 3 次元非構造電磁粒子コードの現状
岡田雅樹 (国立極地研究所), 大村善治、臼井英之 (京都大学生存圏),上田裕子 (JAXA),杉山徹 (地球シミュレータ),村田健史 (愛媛大)
14:00–14:25宇宙機表面のアーキングに関する地上実験と数値計算
堀川晃司 (大阪大学大学院基礎工学研究科),増山貴久,田原弘一 (大阪大学大学院基礎工学研究科)
14:25–14:50適合格子細分化法を用いた電磁粒子コードの開発: 地球磁気圏尾部への応用
藤本桂三 (京都大学大学院理学研究科地球惑星科学専攻),町田忍(京都大学大学院理学研究科)
14:50–15:10休憩
15:10–15:35準垂直衝撃波での INJECTION 問題
杉山徹 (地球シミュレータセンター),藤本正樹 (東工大)
15:35–16:00積雲対流と大気重力波の数値実験
堀之内武 (京都大学生存圏研究所)
16:00–16:25Global MHD シミュレーションによる地球磁気圏尾部プラズモイドの 3 次元可視化
村田健史 (愛媛大学総合情報メディアセンター),松岡大祐 (愛媛大学),藤田茂 (気象大学),田中高史 (九州大学)

1月20日 ポスターセッション (10:00–12:00)

  1. 弱電離プラズマ内の強い MHD 相互作用に関する 3 次元計算機実験
    柚原誠, 藤野貴康, 石川本雄 (筑波大学)
  2. 超流動ヘリウムの熱流動三次元解析
    小西聡士郎、塩津正博、田中祐一 (京都大学エネルギー科学研究科)
  3. 磁気プラズマセイルの MHD シミュレーション
    船木一幸 (JAXA),朝日龍介(筑波大),藤田和央, 山川宏, 小川博之 (JAXA), 臼井英之 (RISH)
  4. 磁気嵐時の放射線帯粒子軌道解析
    中村雅夫 (情報通信研究機構)
  5. 狭帯域ホイスラーモード波と相対論的電子との共鳴についての計算機実験
    加藤雄人、大村善治 (京都大学生存圏研究所)
  6. FDTD 法を用いた磁化プラズマ中の波動伝搬に関する研究
    前田英樹、三宅壮聡, 岡田敏美, 石坂圭吾 (富山県立大学)
  7. 科学衛星搭載用電界センサーの特性評価に関する計算機実験
    三宅洋平、臼井英之, 小嶋浩嗣, 松本紘, 大村善治 (京都大学生存圏研究所)
  8. 代数マルチグリッド前処理による電磁界有限要素解析の高速化に関する検討
    美舩健、磯崎啓, 岩下武史, 島崎眞昭 (京都大学大学院工学研究)
  9. 3 次元電磁粒子コードを用いたマグネトロンに関する計算機実験
    大橋聡史, 臼井英之, 三谷友彦, 篠原真毅, 松本紘 (京都大学生存圏研究所)
  10. Mechanism of magnetic hole formation in the magnetosheath
    坪内健, 松本紘 (京都大学生存圏研究所)
  11. 高速磁気リコネクションジェットとプラズモイドの関係について
    清水徹,鵜飼正行 (愛媛大学工学部)
  12. 磁気再結合に伴う三次元衝撃波の解析
    石松靖章, 鵜飼正行, 近藤光志 (愛媛大学工学部)
  13. CCSR/NIES/FRCGC coupled GCM を用いた 20 世紀再現実験
    塩竈秀夫 (国立環境研究所),渡部雅浩 (北海道大学地球環境),野沢徹,永島達也,小倉知夫,横畠徳太,岡田直資 (国立環境研究所)
  14. 中性-電離大気結合過程に関する数値シミュレーション
    横山竜宏,堀之内武,山本衛,深尾昌一郎 (京都大学生存圏研究所)
  15. 赤道大気レーダーデータを用いた対流圈上層層状雲付近の鉛直循環の解析
    西憲敬 (京都大学理学研究科),山本真之 (京大生存圏),濱田篤 (京大院理),森修一 (FORSGC),長澤親生 (東京都立大院工),阿保真 (東京都立大院工),橋口浩之,深尾昌一郎 (京大生存圏)
  16. MRI-NPD/NHM を用いた線状降水帯(甑島ライン)の維持過程に関する研究
    手柴充博, 梅本泰子, 橋口浩之, 深尾昌一郎 (京都大学生存圏研究所),林修吾 (気象研究所)
  17. f 平面浅水系におけるジェットからの重力波放射のパラメータスイープ実験
    杉本憲彦,石岡圭一 (京都大学大学院理学研究科地球惑星科学専攻)
  18. 遺伝アルゴリズムを用いたマイクロ波送電のための均一振幅フェイズドアレイの最適化
    江口将史、橋本弘藏、松本紘 (京都大学生存圏研究所)
  19. 不均一磁場におけるコーラスのサイクロトロン成長
    疋島充 (金沢大学大学院),八木谷聡,長野勇 (金沢大学),大村義治,松本紘 (京都大学生存圏)


生存圏フロンティアとしての宇宙環境・利用 —宇宙太陽発電から惑星探査まで—

日時・場所

日時: 2005(平成17)年1月20日 (木) 13:00–17:00
場所: 京都大学生存圏研究所 木質ホール3階
担当者: 大村善治 (京都大学生存圏研究所生存科学計算機実験分野)

目的・内容

生存圏研究所の全国共同利用化に向けて宇宙環境に関する研究の動向と周辺分野との関連を検討するために KDK 全国共同利用シンポジウムに引き続いて公開シンポジウムを開催した。

関連ミッション

関連分野

電波科学、プラズマ物理学、太陽地球系物理学、宇宙工学

プログラム

13:00–13:10挨拶
松本紘 (京都大学生存圏研究所所長)
13:10–14:00「宇宙環境と衛星障害」
五家建夫 (宇宙航空研究開発機構)
14:00–14:20「宇宙空間における木質材料の利用」
畑俊充(京都大学生存圏研究所居住圏環境共生分野)
14:20–15:10「太陽フレア爆発の発現機構を探る」
草野完也 (海洋研究開発機構地球シミュレータセンター)
15:10–15:30休憩
15:30–15:50「月面基地と宇宙太陽発電所 —生存圏のフロンティア—」
松本紘 (京都大学生存圏研究所宇宙圏電波科学分野)
15:50–16:10「太陽系と地球周辺の探査 —宇宙圏の電磁環境計測—」
上田義勝 (京都大学生存圏研究所宇宙圏電波科学分野)
16:10–16:30「宇宙環境シミュレータ」
臼井英之 (京都大学生存圏研究所生存科学計算機実験分野)
16:30–17:00総合討論

Symposium-0004ポスター PDF ファイル (1 183 536 バイト)
ポスター制作: 熨斗千華子 (京都大学)