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全国共同利用化に向けた第3回生存圏シンポジウム
—生存圏科学における生態学研究とDOL/LSF—

日時・場所

日時: 2004(平成16)年12月8日 (水) 13:30–17:30
場所: 京都大学生存圏研究所 木質ホール3階
担当者: 吉村剛 (京都大学生存圏研究所居住圏環境共生分野)

目的・内容

循環型社会の構築を目指す上で、木質資源の環境内挙動の精査、すなわち生態学的視点からの取り組みは非常に重要なものであると考えられる。本シンポジウムでは、特別講演の演者として社会昆虫の生態研究で著名な東京大学松本忠夫教授をお迎えし、あわせて木材保存学、大気圏科学および水循環学の専門家による生存圏科学へのアプローチをご紹介いただくことによって、生存圏研究所 DOL (居住圏劣化生物飼育棟)および LSF (生活・森林圏シュミレーションフィールド)における全国共同利用研究の可能性と今後の方向について議論した。

関連ミッション

関連分野

生存圏科学、木材保存学、動物生態学、社会性昆虫学、大気圏科学、気象学、環境動態科学、森林生態学。

プログラム

総合司会: 角田邦夫 (生存圏研究所)
13:30–13:45所長挨拶
松本所長 (生存圏研究所の発足とミッションについて)
セッション 1: 特別講演
13:45–14:45東京大学 松本忠夫教授
社会性昆虫の重厚な生存圏統御 —熱帯域のシロアリ生態研究の魅力を語る—
14:45–15:00休憩
セッション 2: DOL/LSF 全国共同利用化に向けての展望
15:00–15:15今村祐嗣 (生存圏研究所)
生存圏研究所全国共同利用の概要
15:15–15:45吉村剛 (生存圏研究所)
DOL/LSF による全国共同利用研究の可能性
15:45–16:15山本幸一 (森林総合研究所)
森林総合研究所における木材保存研究の歴史と方向性 —研究施設の共同利用化をめざして—
16:15–16:45塩谷雅人・江口菜穂 (生存圏研究所)
メタンと地球大気質変動
16:45–17:15陀安一郎 (生態学研究センター)
場の生態学と解析手法をつなぐ全国共同利用
17:15–17:30まとめ及び閉会の挨拶
角田邦夫

Symposium-0003ポスター PDF ファイル (211 922 バイト)
ポスター制作: 熨斗千華子 (京都大学)