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全国共同利用設備: 赤道大気レーダー (EAR)EAR, Equatorial Atmosphere Radarインドネシア共和国西スマトラ州の赤道上にある,大型の大気観測用ドップラーレーダーです。560 本の 3 素子八木アンテナを直径 110 m のアンテナ敷地に配置し,MU レーダーと比較しても,送信出力が 100 kW である意外はほぼ同等の機能を備えています。高度 1.5 km から 20 km までの対流圏および下部成層圏,高度 90 km 以上に広がる電離圏イレギュラリティなど,広い高度範囲を観測します。
EAR は,インドネシア航空宇宙庁 (LAPAN) との協力のもとで,2001 年 6 月以降,長期連続観測を継続中です。また科研費特定領域研究「赤道大気上下結合」を島根大,東京都立大,名古屋大等との共同で実施中(2001 ~ 2006 年度)であり,研究協力によって下図に示すような多くの観測装置が集積してきました。
インドネシア国内には,EAR に加えてジャカルタ近郊,ジャワ島南部,カリマンタン島西部に MF レーダーヤ境界層レーダーを有しており,インドネシア地域の観測ネットワークを形成しています(下図)。さらに MU レーダーおよび諸外国の大気観測用レーダーを合わせて,赤道を中心とする国際的なレーダーネットワークが形作られています。
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