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2007(平成19) 年度 生存圏科学 萌芽研究 8

更新日: 2017/09/22

研究課題

2007(平成19)年度萌芽ミッションプロジェクト 8
熱帯生存圏の数値データの統合的データベース・解析システムの研究開発

研究組織

 代表者 堀之内武 (生存圏研究所)
 共同研究者 塩谷雅人 (生存圏研究所)
中村卓司 (生存圏研究所)
山本真之 (生存圏研究所)
山根悠介 (次世代開拓研究ユニット)

研究概要

生存圏の研究には、関連諸学の横断的協力が必要である。そのためには、データと知見の横断的な利用性の確保が望まれる。本研究の代表者らは、地球関連の数値データをデータベース化し、Web ベースで検索・解析・可視化できる汎用ツールの研究・開発を行っている。開発したツール Gfdnavi は、多様な数値データをデータベース化し、地図やテキストベースでの検索、データ解析・可視化、得られた結果の再データベース化やリンク作成などが行える、新しいツールとして注目を集めている。本研究は、それをさらに発展させ、熱帯生存圏の数値データの統合的データベース・解析システムを開発することを目的とする。本課題では以下を遂行する計画である。

  • システム開発 - 地域研究に適した検索インタフェースの実現や解析機能強化などを行う。
  • データの収集・整備 - インドネシア、インド、バングラディッシュ、沖縄などの各地域拠点及びグローバルな衛星観測による、大気圏・生活圏データや植生データを扱う。オリジナルデータの整備に加え、時系列解析を行ったデータなどを作成する。
  • データベース構築と運用 - Gfdnavi を用い、以上のデータからメタデータを抽出してデータベース化し、サーバを立ち上げて Web ベースで横断的に解析・可視化できるようにする。

図に Gfdnavi の構成と利用例を示す。

堀之内 武 2007

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2007年8月31日作成

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