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2006(平成18) 年度 生存圏科学 萌芽研究 7

更新日: 2017/09/22

研究課題

2006(平成18)年度萌芽ミッションプロジェクト 7
インド亜大陸北東部のモンスーン期の降水過程の調査研究

研究組織

 代表者 林泰一 (防災研究所)
 共同研究者 塩谷雅人 (生存圏研究所)
安藤和雄 (東南アジア研究所)
徹 (大阪学院大学情報科学部)
村田文絵 (総合地球環境学研究所)
淳 (首都大学東京理学系研究科)

研究概要

インド亜大陸の北東部のインドのメガラヤ、アッサム、およびバングラデシュにおける夏季モンスーン期の降雨過程を調査研究する。この地域は、世界最大の豪雨地域であり、この研究では、インド亜大陸の北東部のバングラデシュ、インドのメガラヤ、アッサムを対象として、水循環の大きな要素である降水過程を調査する。この地域を対象とするのは、平均年間降水量が 12 000 mm という世界一の豪雨地帯であり、これまでにも多くの洪水を発生させてきている。とくに、高度約 2 000 m のメガラヤ高地の南の急な斜面であり、この南斜面の降水はすべてバングラデシュの平原に流入し、短時間洪水の原因となっている。また、メガラヤ高地の北側のアッサムには、南アジア有数のブラマプトラ河の氾濫による洪水が発生している。

ここでは、すでに他のプロジェクトで設置済みの雨量計観測点の資料に基づいて、この地域の降水の日変化について考察することを目的とする。

世界最大の豪雨を、高分解能時空間分解能を持つ観測資料を解析することは、生存圏ミッションのミッション 1 「環境計測地球再生」に適合している。

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