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2004(平成16) 年度 生存圏科学 萌芽研究 6

更新日: 2017/09/22

研究課題

2004(平成16)年度萌芽ミッションプロジェクト 6
伝染病に対する気象・気候因子のインパクトに関する統計的研究 -バングラデシュのコレラなどの下痢疾患を例として-

研究組織

 代表者 林泰一 (京都大学防災研究所)
 共同研究者 山田道夫 (数理解析研究所)
徹 (大阪学院大学情報学部)
我妻ゆき子 (バングラデシュ国際下痢疾患研究センター)
Md. Nazrul Islam (Bangladesh University of Engineering and Technology)
塩谷雅人 (大気圏環境情報分野)

研究概要

熱帯地域では、デング熱、マラリヤやコレラなどの伝染性疾患が毎年のように流行し、死者が多数発生する。その気象現象との関連については、コレラとエルニーニョの関係、マラリヤの地球温暖化によるグローバル化など、比較的大規模で長期的な気象・気候現象との関係については、最近報告されるようになってきた。しかし、毎年規則的に発生するモンスーンの開始、その気象要素との関係を定量的に評価した研究はほとんどない。さらには、サイクロンや洪水などの単発的な気象災害と、その二次災害としての伝染性疾患の発生についての研究例は少ない。このようなモンスーンの季節内変動や気象災害と伝染性疾患の関係を調べる。

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