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2011(平成23) 年度 生存圏科学 ミッション研究 7

更新日: 2017/09/20

研究課題

自然素材活用型住宅における耐力要素の改良と動的・静的構造特性の比較検証

研究組織

 代表者 片岡靖夫 (中部大学工学部)
 共同研究者 小松幸平 (京都大学生存圏研究所)
拓郎 (京都大学生存圏研究所)
北守顕久 (京都大学生存圏研究所)
脇田健裕 (中部大学工学部)
基浩 (静岡大学教育学部)
関連ミッション
  • ミッション 4 (循環型資源・材料開発)

研究概要

一昨年来、ミッション共同研究制度を活用して、エコ住宅生存圏研究所の講内に建築された木造エコ住宅(律周舎)の健全性調査と各種耐力要素の動的性能の解明に関する研究を開始した。平成 21 年度には可搬式加振機 3 台を用いてエコ住宅の全体的な動的基本性能を評価し、時間経過に伴う住宅構造の健全性を評価した。続く平成 22 年度には、土壁を構成している小型プレファブ土壁の配置の違いが動的性能に及ぼす影響を振動台実験によって明らかにした。

平成 23 年度の研究目的は、平成 22 年度の動的実験に用いた土壁の仕様と同じ仕様の土壁について、静的加力実験を行って、動的性能と静的性能の比較からプレファブ土壁の大地震に対する耐震性能発現メカニズムを解明することにある。また、平成 22 年度から実施している超音波パルス伝播速度と土壁の強度性能に関する相関性のデータ蓄積を更に進め、土壁の静的、動的耐力の非破壊的推定手法の確立を目指す。

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2011年8月5日作成

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