研究課題
大気レーダー・雲レーダー・ライダーによる雲の力学過程・雲微物理過程に関する観測的研究
研究組織
代表者 | 山本真之 (京都大学生存圏研究所) |
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共同研究者 | 岡本創 (九州大学応用力学研究所) 鷹野敏明 (千葉大学工学研究科) 川村誠治 (情報通信研究機構) 西村耕治 (国立極地研究所) 橋口浩之 (京都大学生存圏研究所) Gan Tong (京都大学情報学研究科) Luce Hubert (フランス・トゥーロン大学) Richard Wilson (フランス・UPMC) |
関連ミッション |
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研究概要
50 MHz から数 GHz の周波数を用いる大気レーダーは、屈折率擾乱に伴うブラッグ散乱エコーから雲内及び周辺の風速 3 成分(鉛直流・東西風・南北風)を計測する。ミリ波帯の周波数を用いる雲レーダー(CPR)は、粒径の小さい雲粒を検出できる。さらに、ライダーは、雲の凝結核となる空気中の塵(エアロゾル)を計測することが可能である。ラジオゾンデは気温や水蒸気が観測可能である。本研究は、それぞれが優れた特徴を備える大気レーダー・CPR・ライダー・ラジオゾンデを用いて風速・大気乱流・雲微物理量・気温や水蒸気等の背景大気場を同時に観測することで、雲の力学過程・雲微物理過程とこれらの相互作用を解明することを目的とする。
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2014年7月15日作成