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第127回生存圏シンポジウム
木質ラーメン架構の現状と課題

更新日: 2015/12/04

開催日時 2009/07/27(月曜日) 13:00–18:05
開催場所 京都大学生存圏研究所 木質ホール3階
主催者 京都大学生存圏研究所
申請代表者 小松幸平 (京都大学生存圏研究所生活圏構造機能分野)
関連ミッション ミッション 4 (循環型資源・材料開発)
関連分野 木質材料メーカー、木材産業、住宅メーカー、評価機関、設計事務所。

目的・内容

木質ラーメン架構は、ビルトインガレージ、店舗併用住宅、SI 住宅、大空間住宅等に対応可能で潜在的需要が非常に大きい構造形態である。しかし、未だに設計法が明確に示されていないため、建築確認上の隘路が大きく、各開発者の独自の考え方に基づいた試行錯誤が続いている。

本研究集会では、木質ラーメン架構を用いた施工例などをいくつか紹介し、その後木質ラーメンの研究の動向に影響力の大きい講師を招き、木質ラーメンの現状を分析し、今後の課題を討議することを目的とする。

木質ラーメン構造がおかれている現状を認識するために現在建設されているものについていくつか紹介してもらい、その時点での問題点などを紹介した。その後、法律、研究、設計の面から、現在の状況とその動向より、今後の方向付けについて検討した。ディスカッションでは、現在設計上で困っていることについて、どのように対応したらよいかなど多くの質問があり、大変盛況であった。

プログラム

   司会: 森拓郎 (京大生存研)
  第一部 研究発表会
13:30–13:35 中島拓之 (銘建工業)
開会挨拶
13:35–14:05 藤代東 ((株)エヌ・シー・エヌ)
SE 構法の設計生産システムとLSB接合の取組み
14:05–14:30 田中宏明・寛成康治 (銘建工業)
LSB の最新の仕様事例について
14:30–14:50 小松幸平 (京大生存研)
日本建築学会より発行予定の「木質構造接合部設計マニュアル」の紹介
14:50–15:00 休憩
  第二部 講演会
15:00–15:50 河合直人 (建研)
大断面マニュアル(1988年)の改訂版に向けた課題
15:50–16:40 村上雅英 (近畿大工)
複合応力の作用する木質ラーメン接合部の構造性能評価法
16:40–16:50 休憩
16:50–17:40 稲山正弘 (東大農)
プレカットラーメン研究会とルート 2 木造研究会の活動報告
17:40–18:00 森拓郎
質疑応答
18:00–18:05 小松幸平 (京大生存研)
閉会挨拶
   第三部
18:10–20:10 意見交換会 (希望者のみ; 有料)

 

Symposium-0127 ポスター PDF ファイル (2 626 772 バイト)
ポスター制作: 森拓郎 (京都大学生存圏研究所)

 

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